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2024年04月19日

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ムーンスター、氷上防滑ソール「スペラン」を進化させ、耐摩耗性を向上させた「スペランコア」を開発――製品3型を発売

ムーンスター ㊧SPH8965CSR 1万4300円(税込)、㊥SPH8966CSR 1万4300円(税込)、㊨SPH8964CSR 1万3200円(税込)

ムーンスターは、ガラス繊維入り防滑ソール「スペラン」に、チップ状のリサイクルラバーを配合することで耐摩耗性を向上させた「スペランコア(SUPERANT CORE)」を開発し、そのスペランコアを搭載した初の製品を「ムーンスター」ブランドから3型(SPH8964CSR、SPH8965CSR、SPH8966CSR)発売した。


スペランは、1956年に南極観測隊の依頼を受け、特殊防寒靴を寄贈したことをルーツに開発された。1985年、当時の技術担当者が、氷上でのソールの防滑性を高めるため、氷の上でも滑らないシロクマの足裏の体毛をヒントに、歩行時に氷に刺さるよう路面と垂直にガラス繊維を配合して誕生した。


スペランコアは、ガラス繊維を垂直に配合した特殊ラバーとマイナス20℃での低温でも硬くなりにくい耐寒ラバーを積層し、低温環境でも防滑性を発揮する設計となっている。また、耐寒ラバー部には久留米工場のリサイクルラバーチップを配合することで、従来のスぺランより耐摩耗性が向上した。


スペランコアを初めて搭載した商品として、ローカットタイプのSPH8964CSR(税込1万3200円)、紐ブーツタイプのSPH8965CSR(税込1万4300円)、サイドゴアブーツタイプのSPH8966CSR(税込1万4300円)の3型を提案。


ステッチの効いたナチュラルテイストなデザインが特徴で、アッパーにはスエード調の撥水人工皮革を採用した。さらに小松マテーレが開発した特殊ポリウレタンフィルムを使用したハイスペック素材の透湿防水フィルム「SAITOS」を使用。地面から4㎝4時間の浸漬状態での防水性を維持しながら、汗による湿気を外部へ逃がし、ムレ感の少ない快適な靴環境を実現した。


カラーは各2色展開、サイズは24.0~27.0㎝、28.0㎝(3E)。


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