同社は1986年の創業以来、衣類のお直しや靴・バッグなどの修理を通じて廃棄量を削減し、環境への負荷を低減する取り組みを行ってきた。今回、循環プラットフォーム「BIOLOGIC LOOP(ビオロジックループ)」を運用するBPLab(東京都港区、八代直樹代表)およびリユースショップ「BOOKOFF」などを運営するブックオフコーポレーション(神奈川県相模原市、堀内康隆代表)と協業し、顧客が手放した靴やバッグなどをリアット!の一部店舗で回収し、BPLabのビオロジックループを通じて、ブックオフが海外で展開するリユース店舗「Jalan Jalan Japan(ジャラン・ジャラン・ジャパン)」で主に販売するサービスを開始することとした。
ジャラン・ジャラン・ジャパンは、ブックオフグループで一定期間に販売しきれない商品の「出口戦略」をコンセプトに、2016年にマレーシアで始めた海外リユース店舗チェーン。日本ではリユースが難しい商品を「Used in Japan」のブランドと、圧倒的な「安さ」「品揃え」による売り場づくりにより現地で受け入れられ、2022年は120万人以上の顧客に720万点以上の商品を販売、約2600トンがゴミになることなく「モノの寿命を延ばす」ことにつながった。現在マレーシアに10店舗、カザフスタンに1店舗を展開。「すてない社会」を目指し他社や自治体との連携を模索していた。