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2024年04月29日

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リフォームスタジオ、循環型社会の推進へ向けてリアット!で靴・バッグのリサイクル回収を開始



洋服・バッグのお直しを行う「マジックミシン」や靴・バッグの修理店「リアット!」などで、全国に678店舗(2023年2月末現在)を展開するイオングループのリフォームスタジオ(千葉県千葉市美浜区、亀谷満代表)は、9月19日(火)から、靴やバッグなどの皮革製品のリサイクル回収を「リアット!」の一部店舗で開始した。


同社は1986年の創業以来、衣類のお直しや靴・バッグなどの修理を通じて廃棄量を削減し、環境への負荷を低減する取り組みを行ってきた。今回、循環プラットフォーム「BIOLOGIC LOOP(ビオロジックループ)」を運用するBPLab(東京都港区、八代直樹代表)およびリユースショップ「BOOKOFF」などを運営するブックオフコーポレーション(神奈川県相模原市、堀内康隆代表)と協業し、顧客が手放した靴やバッグなどをリアット!の一部店舗で回収し、BPLabのビオロジックループを通じて、ブックオフが海外で展開するリユース店舗「Jalan Jalan Japan(ジャラン・ジャラン・ジャパン)」で主に販売するサービスを開始することとした。


リアット!は、靴・バッグのリサイクル回収サービスを、東京都内を中心とした36店舗(サービス実施店舗は順次拡大を予定)で実施。リサイクル回収対象品は、靴・バッグ皮革および繊維製品で、劣化してボロボロなもの、カビが目立つ、片方のみの靴、踵がボロボロなど、通常使用が困難なものは対象外となる。


ビオロジックループとは、ファッション産業と消費者を繋ぎ、新しい価値観を創造して循環型産業へ移行すること、またリサイクル技術のさらなる研究開発とライフスタイル産業全体が製品を再生するサーキュラーエコノミーの実現を目指し、2021年8月にスタートした繊維循環プラットフォーム。回収された繊維製品はBPLabが契約したリサイクル処理事業所において分別・マテリアルリサイクルによりBPLabが再生活用する。


ジャラン・ジャラン・ジャパンは、ブックオフグループで一定期間に販売しきれない商品の「出口戦略」をコンセプトに、2016年にマレーシアで始めた海外リユース店舗チェーン。日本ではリユースが難しい商品を「Used in Japan」のブランドと、圧倒的な「安さ」「品揃え」による売り場づくりにより現地で受け入れられ、2022年は120万人以上の顧客に720万点以上の商品を販売、約2600トンがゴミになることなく「モノの寿命を延ばす」ことにつながった。現在マレーシアに10店舗、カザフスタンに1店舗を展開。「すてない社会」を目指し他社や自治体との連携を模索していた。


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