チヨダ、町野社長が業績復活戦略「ReBORN(リボーン)」の進捗状況を説明――「商品開発力の強化などはしっかり達成できている」
チヨダは、10月20日に開催した2024年2月期第2四半期の決算説明会で、町野雅俊代表取締役社長が上期の重点施策の進捗状況と下期に向けた取り組みを説明した。
同社は、「ReBORN(リボーン、業績復活戦略)」を掲げ、赤字経営からの脱却とコロナ前の水準に戻すために必要な施策を6項目(①商品開発力の強化、②マーケティング手法の変更、③販売チャネルの拡大、④業務効率と商品管理体制の見直し、⑤顧客満足度向上、⑥サステナブル経営)にまとめている。
今上期(2023年3~8月)の売上高の前年同期比は、単体で7.1%増、連結で3.9%増となり、中間期で4年振りに黒字化したものの(Shoes Post Onlineで既報)、計画比では単体で1.1%増、連結では0.8%減にとどまった。また営業利益は計画比で、単体で2.1%減、連結で54.5%増だった。これらを踏まえ町野社長は、各施策の達成状況について、「①②⑥はしっかり達成できた一方、③④⑤については実施中」と述べた。
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