shoespost

 

 

Shoespost-online

2024年05月06日

Shoespost-online

2024年05月06日

ベクトル、アトモス創業者の本明秀文氏を顧問に迎える

本明秀文氏㊧と村川智博氏㊨

ベクトル(東京都港区、村川智博代表取締役)は、さらなる事業拡大のため、11月22日(水)付でスニーカーショップ「アトモス」を一代で築いた本明秀文氏を顧問として迎えた。


本明氏は、小さな小売店だった「アトモス」を、大手スニーカーメーカーや人気IPコンテンツとアライアンスを組むことにより、日本を代表するスニーカーショップへと育て上げた。一方、ベクトルは、かねて“サステナブルの輪”を広げるため、買取・販売・物々交換に関するアライアンス企業(アパレル企業・旅行代理店・ホームセンター・不動産会社・ショッピングモール・スーパー・クリーニング店・美容院など)を募集している。今後は、本明氏にアライアンスに関するアドバイスを受けながら、さまざまな企業との協業を加速させるとともに、映画などIPコンテンツとのコラボレーションも検討していく。


本明秀文氏は「私はアトモスを退社するまでは、“スニーカーカルチャー”の発展に尽力してきた。これからは、アトモス時代に培ってきた企業アライアンスやIPコラボ、店舗売りのノウハウを活かして、“リユースカルチャー”の発展に寄与していく。ベクトルは、20年以上にわたるファッションリユースのインフラとノウハウを持つ企業。ベクトルが循環型社会を先導し、サステナブルファッションのNo.1カンパニーとなれるよう、さまざまな角度からアライアンスに関する助言をしていく。また、ベクトルが運営する店舗をカルチャー発信型に変革すべく、接客やディスプレイ、外装についてもアドバイスしていきたいと思っている」とコメントしている。


本明秀文(ほんみょう・ひでふみ)氏は1968年、香川県生まれ。スニーカーブームの黎明期にあたる1996年に脱サラし、裏原宿に2.7坪の並行輸入店「チャプター」を開店。大学留学先のアメリカで培ったツテとサラリーマン時代に磨いた輸入テクニックを生かして、日本未発売のスニーカーを次々と輸入。ビジネスをすぐに軌道に乗せ、翌年「テクストトレーディングカンパニー」を設立。2021年夏に、資金300万円から日本を代表するスニーカーショップへと育て上げた「アトモス」を、アメリカのスニーカー小売大手「フット・ロッカー」に、3億6000万ドル(当時の日本円で約400億円)で売却。売却後も、同社の代表を務め、2023年1月末で退社。その後、おにぎり屋「ぼんこ」やプライベートサロン「朝に夢見し」など、さまざまな事業を立ち上げ、現在に至る。


ベクトルは、“サステナブルファッションのNo.1カンパニー“をヴィジョンに掲げ、ファッションアイテムの査定から買取、販売までをワンストップで行っている。リサイクルショップ「ベクトル」やブランド古着通販サイト「ベクトルパーク」、宅配買取サービス「フクウロ」、総合買取専門店「エコスル」など、マルチチャネルでリユース事業を展開しており、不要なモノが必要な人に渡る循環型社会の実現を目指している。また、リユースアイテムに新たな価値を生み出す場としてサステナブルラグジュアリーギャラリー「PRELOVED」、サステナブルアクションをアップデートする場として「サステナブルファッション大学」を運営している。今後は同業種・異業種問わずさまざまな企業とアライアンスを組み、積極的に新たな取り組みをすることでリユースカルチャーを創造していく、としている。


関連記事


注目記事


商品特集

商品特集


連載

  • いちがいもんの独り言
  • フィッティングの技法
  • トレンドを俯瞰する
  • シューズビジネスを考える

有料会員限定記事


カテゴリー別記事

企業

業界

商品

マーケット

サステナビリティ

インタビュー

決算

人事

PAGE TOP