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2024年04月29日

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先進技術と職人の靴づくりを融合したカスタムオーダーの革靴を提供するスペインの「GLENT SHOES(グレント・シューズ)」



2月7~8日に東京・渋谷区で開催されたシューズ・フロム・スペイン展に出展した「GLENT SHOES(グレント・シューズ)」は、2014年に創業し顧客の足に合ったオーダーメイドの革靴を提供するマドリッド本社の靴メーカー。


グレント・シューズは、供給する靴の45%を国内で販売しており、マドリッドほかスペイン国内に5つの直営店をもち、百貨店内にも3店舗を出店している。


その特徴は、3D技術を取り入れて足長、幅、甲の高さを測定し、それに合わせて靴を作製して提供することで、アウトソールは革底からヴィブラムなど7~8種類から選ぶことができる。計測データは顧客にも提供し、共有している。


既製品のコレクションも展開しているグレント・シューズだが、カスタムオーダーが成長しており、既製品との売上比率は半々になっているという。生産はスペイン国内の協力工場で行っている。


創設パートナー兼CEOのCarlos Baranda(カルロス・バランダ)さんは、「先進のテクノロージーと靴づくりに受け継がれてきた職人の技術を融合した靴を提供したい」と語る。日本には初めての紹介となるが「日本は健康に関心が高く、サービスも繊細な国なので市場性が高いと思う」と期待を寄せている。


グレント・シューズのスペイン国内での販売価格は、平均的なレザーを使ったもので500~700ユーロ。海外展開では、富裕層向けに最高級のレザーを使った商品も展開しており、倍以上の価格で販売されている商品もあるという。


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