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2024年05月03日

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スニーカーに“花緒”をハンドメイドで取りつけた「HANAO SHOES」に花緒をカスタムできる新タイプ――4月29日まで京都 蔦屋書店で展示販売会



学校法人瓜生山学園 京都芸術大学(京都市左京区、吉川左紀子学長)京都伝統文化イノベーション研究センター(KYOTO T5)とCHIMASKIが運営するブランド「Whole Love Kyoto」は、スニーカーに花緒を取り付けた「new HANAO SHOES」を京都 蔦屋書店(京都高島屋S.C.[T8]6階)で4月9日(火)〜29日(月)の期間限定で展示販売会を行っている。


HANAO SHOESとは、何百年も前から草履や下駄にすげられ、日本人の足元を彩ってきた“花緒”を現代のスニーカーに付けた新定番。京都の春の風物詩である「都おどり(2017年)」がきっかけで誕生した。スニーカーは、150年の歴史があるムーンスターのものを起用。生地と花緒の仕立てはすべて、日本の職人が手がけている。染織物で花緒をつくるのはもちろん、工房で出た端切れや身に着けなくなった帯地などからも花緒をつくることができる。


2023年春に、日本のカルチャーの発信源となっているBEAMS JAPAN(京都・東京)で「HANAO SHOES JAPAN」というイベントが行われた。「HANAO SHOES JAPAN」プロジェクトでは日本各地47都道府県にいる47人の染織職人と繋がり、職人一人ひとりとの共同制作で、47種類の「HANAO SHOES」を制作した。製品の販売だけでなく職人へのインタビュー記事や映像をKYOTO T5のサイト、SNSで発信。BEAMS JAPANで行われたイベントには、国内外問わず10代〜80代の幅広い層が訪れ、故郷の伝統産業を誇りに感じ購入する場面や職人と出会い工房へ訪れる場面が生まれた。


そして、日本全国の地場染織物との共同プロジェクト「HANAO SHOES JAPAN」を経て2024年3月、カスタマー自身が花緒を着せ替えできるタイプの「HANAO SHOES」へと進化した。一足スニーカーを持つだけで100以上の伝統産業に触れ・身につけるきっかけとなり、この製品によって、生活者と伝統との距離を縮め、日本のものづくりの持続可能性を高めることにつながる。


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