「GAP」シューズを親子コーデできるファミリー展開(メンズ、レディス、キッズ)していく
靴輸入商社のTOSMAX(本社:東京都目黒区、羽賀威一郎社長)は、米国サンフランシスコを本拠とするGap Inc.と「GAP(ギャップ)」ブランドのシューズについてライセンス契約を締結し、2022年春夏シーズンからオフィシャルライセンシーとして発売をスタートする。
世界的なカジュアルブランドである「GAP」は今年、カニエ・ウェストとのコラボレートコレクション「YEEZY GAP(イージーギャップ)」を発売するなど、その存在感を高めており、TOSMAXは「GAP」の“ファミリー層をターゲットにしたカジュアルウェア”に合ったシューズを開発、コートタイプやランニングタイプなどのスニーカーをメインに、メンズ、レディス、そしてキッズを対象に親子でコーディネートできるアイテムを提案していく。
同社では、年4回の新製品の投入を予定し、第1弾は15型126SKUを用意する。商品はスニーカーのほかシャワーサンダルやビーチサンダル、ルームシューズまでを、求めやすい価格(スニーカー本体価格2300~3900円、サンダル等本体価格1500~1900円)で揃える。クッション性の高いインソールを搭載するなど、長時間履いても疲れにくい商品開発を心掛け、素材にも「GAP」のルーツでもあるデニム素材を生かすなどこだわった。
2022年春夏からチヨダを始めとした靴専門店を中心に、ECを含めた幅広い流通で展開したいとしており、初年度の販売目標は100万足を掲げる。
TOSMAXは、大手靴専門店などに靴をOEM供給する事業をメインに展開してきた。今回、同社の自社インライン商品拡充への思いと、「GAP」の世界的なライセンス事業強化戦略が合致し、TOSMAX初の本格的ライセンスブランドとして「GAP」のシューズの展開が決まった。なお同社は、10月18~20日に東京ビッグサイトで開催される「第12回ファッションワールド東京・秋」に「GAP」シューズを出展する。