shoespost

 

 

Shoespost-online

2024年05月03日

Shoespost-online

2024年05月03日

【特集 ブランドスニーカー 2022年春夏 『GAP(ギャップ)』 TOSMAX】 世界的カジュアルブランドのシューズラインが2月からデビュー



メンズ、ウィメンズ、キッズの展開で親子コーデもできる構成に


世界中で愛されているカジュアルウェアブランド「GAP(ギャップ)」のシューズの本格発売が、今年から始まった。「GAP」シューズは、2月中旬から靴専門店大手チヨダを始めとする様々な小売店の総計1200店で順次販売を開始しており、ブランドの知名度の高さとシンプルなデザイン、そして履き心地の良さで好調なスタートを切っている。


米国Gap Inc.と日本国内でのラインセンス契約を結んで「GAP」シューズを展開する靴輸入商社のTOSMAXでは、商品化にあたり「GAP」のアパレルに合わせやすいカジュアルなデザインに、「GAP」のアパレルで採用されているカラーを載せて提案するとともに、ファミリー層から人気が高いというブランドの持ち味を生かすために、親子コーデも可能な大人(メンズ、ウィメンズ)からキッズまで、同じコンセプトのシューズに仕上げている。


「GAP」のカジュアルな世界観をシューズに落とし込んだ20デザイン提案。チヨダではコーナー展開もスタート


第1弾として2022年春夏シーズン向けに用意したのは、20デザイン計75モデル。すでに店頭販売しているモデルでは、ユニセックスサイズ展開のコートスニーカーGPU12202(税込3850円)やゴム紐仕様のGPU22201(税込3190円)等が好調に推移している。合成皮革をアッパーに採用したGPU12202は、WHITEとBLACKが23~28㎝、SANDは23~25㎝で展開、合成繊維のメッシュをアッパーに使ったGPU22201は、BLACKが23~28㎝、NAVYが25~28㎝、SAXが23~25㎝と、想定されるユーザーに合わせたカラー展開を行っている。

GPU12202 3850円(税込)/ユニセックスサイズ展開のコートスニーカー。㊤WHITE(23~28㎝)、㊥BLACK(23~28㎝)、㊦SAND(23~25㎝)


GPU22201 3190円(税込)/ユニセックスサイズ展開のゴム紐仕様スニーカー。㊤NAVY(25~28㎝)、㊥SAX(23~25㎝)、㊦BLACK(23~28㎝)

また、受注段階で1番人気だったのがキャンバススニーカーのGPU12201(税込2530円)。「GAP」のアパレルにも使われるカラーを使ってワントーンでまとめたシンプルなデザインが特徴。WHITE、NAVY、BLACKが23~28㎝、BLUEとL/GREENが23~25㎝の合計5色のバリエーション。手に取りやすい価格設定も魅力で、これから夏に向けてコーディネートに取り入れやすいアイテムとして注目される。

GPU12201 2530円(税込)/シンプルデザインのキャンバススニーカー。㊤左からNAVY(23~28㎝)、BLACK(23~28㎝)、㊥WHITE(23~28㎝)、㊦左からBLUE(23~25㎝)、L/GREEN(23~25㎝)

このGPU12201には、デザインがリンクするキッズモデルGPK12201(税込2530円)があり、親子コーデを楽しむこともできる。キッズには、GPK12201同様、甲上部に面ファスナーのベルトを配したランニングタイプGPK12203(税込3190円)も発売している。キッズモデルは17~22㎝展開で、GPK12201はWHITE、NAVY、BLACK、GPK12203はBLACK、NAVY、PINKの各3色を用意している。

GPK12203 3190円(税込)/ランニングシューズタイプのキッズシューズ。㊤NAVY、㊦BLACK、㊨PINK。すべて17~22㎝


GPK12201 2530円(税込)/大人モデルGPU12201との親子コーデも楽しめるキッズのキャンバススニーカー。㊤WHITE、㊦BLACK、㊨NAVY。すべて17~22㎝

すでにチヨダの売り場では、「GAP」シューズのコーナーが展開されている。また、チヨダは3月31日から自社ECサイトを、“靴 kutsu.com”としてリニューアルし、スマートフォンでも快適に商品を買いやすくなるようにしており、「GAP」シューズの販売も始まっている。「GAP」のシューズボックスは、ブランドカラーであるネイビーにロゴを白抜きで入れたインパクトあるデザインのものを使っており、今後売り場が増えるにつれて、この目立つロゴを目にする機会が増えてきそうだ。

3月25日にオープンした「東京靴流通センター 町田駅前コビルナ店」のGAPシューズコーナー

履き心地のよさにもこだわり、日常で使いやすいシューズに仕上げる


TOSMAXでは、「GAP」のシューズで日常を楽しく、快適に過ごせるように履き心地の良さにもこだわっている。例えばスニーカータイプには、EVAとウレタンで2層構造にしたインソールを標準装備し、クッション性を確保しながら足入れの柔らかい履き心地に仕上げている。


同社では、「GAP」シューズのラインアップについて、クラシックな雰囲気のするスニーカーでベースラインを構成したうえで、シーズン商品などで味付けしていく予定にしており、ファーストシーズンは商品を少し絞り込んだ内容にしているものの、第1弾商品の動きが早かったことから、2022年秋冬以降はアイテム数を増やし、幅広い商品を展開していく計画を立てている。


2022年秋冬に向けては、とくに若年層の間で人気のビッグロゴを大胆に使い、ポップなカラーを載せたシューズを、ベーシックなキャンバスモデルやコート系モデル、ランニング系モデルで展開していく。さらに撥水加工のカジュアルブーツ、防水仕様のブーツスニーカーなどの発売も予定している。さらに2023年春夏シーズンに向けては、オーガニックコットンを使用したサステナブルな商品の開発を進めている。



関連記事


注目記事


商品特集

商品特集


連載

  • いちがいもんの独り言
  • フィッティングの技法
  • トレンドを俯瞰する
  • シューズビジネスを考える

有料会員限定記事


カテゴリー別記事

企業

業界

商品

マーケット

サステナビリティ

インタビュー

決算

人事

PAGE TOP