クリエイティブ部門の最優秀賞を受賞した今井みゆきさん㊧とプロダクト部門最優秀賞に輝いた小松﨑慎梧さん㊨
12月7日(木)~8日(金)に開催された「第106回東京レザーフェア」の特別企画として、「革コン!革のデザインコンテスト2023」の表彰式が12月7日(木)、レザーフェアの会場となった都立産業貿易センター台東館8階で行われた。今回は、プロダクト部門に140作品、クリエイティブ部門に1736作品の合計1876作品の応募があった。
クリエイティブ部門の最優秀賞には、今井みゆきさんの残り革を使ったレザー畳縁「TATAMIBERI」、優秀賞には山本敦さんの革を縫い合わせたスツール「ウズ レザースツール」が選ばれた。また、入賞は大里日向葵さんの「靴下を魅せる靴」、梶原優風さんの「トラベルバッグ」、小森諒大さんの「コルセット・ブーツ」、直原彩香さんの「和モダン提灯」、須藤正さんの「kNit.」、本田耕さんの「床革の祝儀袋」、三浦和俊さんの「Spiral Light」、LERDPAISAL WONG GYVTさんの「リトルクリスマスコインケース」の8作品が受賞した。
一方、プロダクト部門の最優秀賞には、小松﨑慎梧さんのペンダントランプ「Forming 01」、優秀賞には南浴圭哉さんの革でつくられた歯車「CHAIN」が選ばれた。また、入賞は石田梓さんの「FUKU ASHI ―福足―」、YUEN CHEUK YINGさんの「レトロな牛乳瓶バッグ」、菅原寛旦さんの「LAMP OF BABRL」、瀬之口英信さんの「お寿司のコインケース」、長谷川万尋さんの「Trainbow Bag」、藤井大将さんの「multi」、正岡祥史さんの「レザゴ」、松崎美代子さんの「盆栽も靴を履く」の8作品が受賞した。
また、高校生以下を対象とした新設賞のユース・クリエーターズ賞には、福岡県の高校生、網谷花鈴さんの「PLAY」が選ばれた。
今井みゆきさんの作品「TATAMIBERI」㊧と小松﨑慎梧さんの作品「Forming 01」㊨
クリエイティブ部門とプロダクト部門の最優秀賞は賞金20万円、優秀賞は賞金10万円、入賞とユース・クリエーターズ賞にはTLFオリジナル革製品等が贈られた。