2024年2月19日 商品 「ミズノ」から女性ワーカーの声から生まれたワークシューズ「オールマイティ FSⅡ 11L」が登場 ミズノは、主に建設業や運輸業などの現場作業者として働く女性向けワークシューズ「オールマイティFSⅡ 11L」を、ミズノワーク品を取り扱う作業用品専門店やホームセンター、ミズノ公式オンラインなどで2月20日に発売する。発売から1年間の販売目標は3000足。 日本の労働市場が直面する課題の1つに労働人口減少があり、働く女性の数を増やすことが必要と考えられる。総務省統計局が発表した調査によると、建設業の全従業者数に占める女性の割合は19.0%、運輸業・郵便業の全従業者数に占める女性の割合は19.8%と低い。女性が快適に働けるよう労働環境の整備をハード面、ソフト面で進めることが求められる。 そこでミズノは、物流・倉庫作業を行う女性を対象にワークシューズで重視する機能に関する調査を実施。今回発売するモデルは、調査結果で要望の高かった軽量性やクッション性、通気性などを追求。また、女性の足に合わせた靴型を採用しフィット感を高めている。 アッパーの大部分にメッシュ素材を採用することで通気性を高め、シューズ内を快適に保ち、かつ軽さにこだわったアッパーデザインを取り入れた。ミッドソールは、ランニングシューズにも採用している素材、U4icX(ユーフォリックエックス)を搭載。さらに踵部は“セル構造”を搭載したミッドソールを採用することでクッション性を高めた。また、抗菌防臭加工のあるメッシュ仕様のインソールを採用し、ニオイのもととなる繊維上の菌の増殖を抑制する。カラーは3色展開で、サイズは22.0~25.5㎝。価格はオープン。 ミズノは、1997年からスポーツ品開発で培った技術や知見を活用した別注の企業ユニフォームを企画・販売する専門部門を設置し、これまで約1200社以上に納品している。近年、企業などからの需要を受け、2016年3月からワークシューズを、2018年2月からワークアパレルを本格的に展開。2019年4月にはワークビジネス事業部を新設し、建設業、運輸業、製造業を始め、さまざまな業種へのさらなる拡大と商品ラインアップ拡充を進め、ワークビジネス強化に取り組んでおり、2025年度は170億円の売上げを目指している。
ミズノスポーツ振興財団、2023年度の「スポーツメントール賞」「スポーツライター賞」を表彰――最優秀賞は競歩コーチの酒井瑞穂氏と「怪物に出会った日 井上尚弥と闘うということ」を著した森合正範氏 2024年4月26日 業界