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2024年04月27日

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「ナイキ」からダイナミックエアが初搭載された「ナイキ エア マックス Dn」が登場

ナイキジャパンは、「ナイキ エア マックス Dn」のオールナイトカラーと、その他のカラーを、エア マックス ウィーク 2024の一環として3月26日、NIKE.COMおよび一部のNIKE販売店で、キッズサイズを含む展開で発売を予定する。また、大人用サイズのみで展開される「ナイキ エア マックス Dn」のオールデーカラーは、SNKRSおよび一部の取扱店で発売される予定。ナイキ エア マックス Dnの価格は、2万130円(税込)。


ナイキが30年以上も前から取り組んでいるフットウェアクッショニング変革の新世代を担うのは、大胆でスマートな「ナイキ エア マックス Dn」。自己表現を足元から支えるまったく新しい形と、空気(エア)の上で歩くような感覚を提供する。ナイキのイノベーション、デザイン、エンジニアリングとリサーチの各チームは、これまでにない見た目や感覚のシューズを作ることにこだわってきた。その答えとして、Dynamic Air(ダイナミック エア)が開発された。


ナイキ エア マックス Dnに初めて採用されるダイナミックエアは、4つのチューブ状のナイキ エア バッグからなる構造で、驚くような快適さ、スムーズな乗り心地と今までにない弾性を提供する。エア ユニットの気圧は2種類で、踵は高め(15psi)、前足部は低め(5psi)に設定してあり、足を動かすと空気がエアユニット内のチューブ間を自由に流れる。動いている足からの圧力にエアが反応することで、一歩進むごとに単に快適だけではなく、足とシューズが対話するようなスムーズさを感じられる。


ナイキ ライフスタイル フットウェア担当のプロダクトディレクター、レジー・ハンター氏は次のように話している。「これを“ダイナミックモーション”と呼んでいる。空気室が独立した構造なので、一歩進むごとに身体の荷重にエアバッグが反応することができる。エアバッグがリアルタイムで足に反応するので、踵からつま先への滑らかな動きを感じることができる。ナイキ エア マックス Dnで初めてこの感覚を実現することができた」


当初から、ナイキのデザイナーやエンジニア、ナイキ エア マニュファクチャリング イノベーション(Air MI)とナイキスポーツ研究所(NSRL)の科学者が協力し、より効率的に快適さと足運びが提供できるエアのシステムを作ろうと取り組んだ。しかし彼らは、足の下に置かれたダイナミック エアの感覚だけが唯一の特徴のシューズでは十分ではないことを知っていた。エア マックス愛好者たちがこれまでに見たこともない、新鮮な見た目のシューズであることが必要と考えたのだ。


ナイキのイノベーションチームは30年以上、エアマックスの科学や先端的製法を開発してきた経験をもとに、Dnのこれまでにない履き心地を実現した。研究室で試作品を作ってテストをする前に、Dnのエアバッグを素早く正確にテストするため、有限要素分析などのデジタル技術も活用している。例えば、エアバッグの耐久性の試験には、ほんの数時間で、シューズを1年分消耗させた状態をデジタル上で作り出すこともできる。このようにより早く答えを得られるようになったことで、アスリートからの意見もより早く集め、試作、試験、改良の繰り返しを早いスピードで行えるようになった。


ナイキVP、NXTフットウェアのキャシー・ゴメス氏は次のように話している。「直感に反するが、このような精密なテストを通じて驚きを見つけることもある。例えば、ナイキ エア マックス Dn で、着地の衝撃を受けてからの足の動きを滑らかにするためには、踵の部分に最も気圧が低く柔らかいチューブが使われるべきと考えがち。しかし実際には、踵に一番硬めのチューブを使い、中足部に柔らかいものを使うことによって足運びが一番良くなることを発見した」


ハンター氏は次のように話す。「既成のものを壊すところから新たな対話が生まれる。また、その破壊が好奇心の扉も開く。エアマックスを愛用している世代の人がナイキ エア マックスDnを履いて衝撃を受けてくれたなら、私たちにとって正しい仕事ができたと言える。ただ、ナイキ エア マックスDnを作った理由は、単に特定の人たちに魅力を感じてほしいということではなく、あらゆる人々が手に取り、触って、知って、そして履いてみたいと思うシューズをデザインしたかったからで、何よりも履いて欲しい」


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