コロンブス、伝統の「靴みがき入社式」を5年ぶりに開催――靴みがきを理解し、コミュニケーションもはかる
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アドバイスをもらいながら先輩社員の靴を磨く新入社員
コロンブスは4月1日(月)、1971(昭和46)年から行っている同社の伝統行事のひとつである「靴みがき入社式」を本社2階のショールームで開催した。
この行事は、新入社員が先輩に靴を磨いてもらい、次にその技術を学んだ新入社員が先輩の靴を磨くもので、同社の代表商品である靴クリームについて、新入社員が理解することを目的にしている。また、働き方改革などによるリモート化などで社員同士が顔を合わせる機会が少なくなるなか、先輩社員とのコミュニケーションをはかることも意図している。
靴みがき入社式は、コロナ禍で2019年を最後に休止していたが、今年は5年振りに復活した。48回目の開催となった今年は、この行事がなかった4年間に入社した社員6人と、今年4月入社1人の合わせて7人が参加した。新入社員は、同社カラリストの三橋弘明さんから靴磨きの基本5工程のレクチャーを受けた後、まず先輩社員から靴を磨いてもらい、次にアドバイスを受けながら先輩社員の靴を磨いた。
服部暁人社長「心もみがき、自分自身を成長させてほしい」
服部暁人社長は、靴みがき入社式前に行われた2024年度新入社員5人を前にした訓示で、次のように述べた。「企業であるからには、収益を求めていくことはもちろん、一社会人としてしての成長も期待している。当社の実質の創業者である服部洌会長の言葉に、『靴をみがき、腕をみがき、心をみがく』がある。心をみがくとは、技術力だけでなく自分自身を成長させるということ。そして成長した皆さんの営業活動やモノづくりは、必ずお客様のもとに届く。先輩社員に倣い、一社会人として、また世の中を動かしていく人材としての成長を願っている。一人でも多くのお客様に靴みがきの素晴らしさ、楽しさを広め、“小さな輝きを大切にする”を届ける企業でありたいと考えている。ぜひ皆さんには、これから力を貸していただきたい」
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今年度の新入社員を前に訓示を述べるコロンブス服部暁人社長