海外ではファッションアイテムとしても人気。左からレガシー デッキ ブーツ、レガシー クロッグ、アンクル デッキ ブーツ
フォアマンが展開する米国生まれのラバーブーツブランド「XTRATUF(エクストラタフ)」が、フィッシング愛好者の間で認知度を上げている。
1950年代に米国イリノイ州ロックアイランドでブランド化された「エクストラタフ」は、アラスカ・ベーリング海の過酷な条件下で働く漁師など、漁業関係者に愛用され、そのタフさや防滑性能、履き心地の良さから“アラスカン・スニーカー”という愛称で呼ばれている。とくに、ブラウンとクリーム色(Copper×Tan)を絶妙に組み合わせたレガシーコレクションは、ヴァルカナイズド製法によって生み出されるアイコンとなっている。
レガシーコレクションは、ブーツの劣化を防ぐためにアッパーのラバーにシリコンを練り込み、カニなどの魚介類が発する酸性物質を始め、科学物質、汚染物質に対しても高い耐性をもつといった実用性に裏付けられた“語れる機能”があることが魅力のひとつ。また、本体に使われているネオプレーンラテックスラバーは、一般的なラバーより柔らかく、軽量でしなやかさを持っている。
こうした機能性とブランドの背景が、ライフスタイルそのものに“こだわる”フィッシング愛好者の心に届き始めている。とくに、スタイルにこだわるルアーやフライフィッシング愛好者に注目され、陸釣りではサイドゴアで低寸の「LEGACY DECK BOOT(レガシー デッキ ブーツ)」(税込2万900円)などが、流行のカヌーを使った釣りでは、舟の乗り降りの際にも安心な15インチ丈の「LEGACY 15”PLAIN TOE(レガシー 15”プレーントゥ)」(税込2万2550円)が好評。
フォアマンでは、「LEGACY DECK BOOT」は女性用もあるため、「LEGACY CLOG(レガシー クロッグ)」や「ANKLE DECK BOOT(アンクル デッキ ブーツ)」などを合わせたファッションブーツとしての販売にも期待している。