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2024年04月28日

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「スペルガ アーティファクト」コレクション第7弾として「2750 OG」が登場



カメイ・プロアクトは、「Superga(スペルガ)」のメンズプレミアライン「Superga Artifact(スペルガ アーティファクト)」コレクションの第7弾を発売した。


Artifactは、イタリア語でAretefatto、アートの巨匠、クラフトマンそしてスペルガの100年以上の歴史を持つ靴づくりのオマージュからくるネーミング。ブランドのデザインセンターと日本人デザイナー菅谷鉄兵氏とのコラボレーションにより開発され、ブランドの過去のアーカイブに実用性と洗練されたベーシックさをデザインに落とし込んでいる。


今シーズンは、従来のMil Spec、WORKSのカテゴリーに加え、新たにスペルガの1941年のテニスシューズのアーカイブからのリヴィジョンモデル「2750 OG」が新登場した。 足のアーチを快適にサポートする“Plantarco Superga”と名付けられたソールや、7つのアイレットとブランドロゴを内側に刺繍した織ネームタグなどのディテールワークがノスタルジックな中にコンテンポラリーな印象を与えるモデルとなっている。アッパーの素材に1950年代にフランスの警察官のユニフォームで使用されていたデッドストックウール生地を使用している。サイズは39~45で、価格は1万8700円(税込)。


スペルガは、1911年にイタリアのトリノでラバー製品を生産する WalterMartiny社が設立されたことで歴史が始まった。創業当時から製造していたラバーソールシューズに、“スペルガ聖堂”の名を刻印したことがブランド名の由来となり、代表モデルの「2750」が誕生した。1970年代から数多くのスポーツ選手の足元を支え、1981年のテニス全米オープンでイワン・レンドル選手が優勝したことが、その名を世界に知らしめるきっかけとなった。その後、ファッションアイコンとして若者たちに浸透し、2004年にはイタリア国内に最初のオンリーショップをオープン。現在は数々の著名ブランドとのブランディングやセレブリティをアンバサダーとして起用するなど グローバルブランドとして成長を続けている。


スペルガ アーティファクトのデザインを担当している菅谷鉄兵氏は、文化服装学院在学中に神戸のファッションコンテストでグランプリを受賞し、その副賞によりロンドンの Central Saint Martinʼ s College of Art and Designに奨学生として入学。在学中にイタリア、トリエステでのファッションコンテスト ITS(International Talent Support)で日本人初の賞に輝き、副賞で“Teppei Sugaya for Diesel”レーベルのカプセルコレクションを世界7都市のDiesel Flagship Store で販売 。


その後、イタリアのDiesel社に入社し、Diesel Denim GalleryやDiesel Black Gold、5 Pocketのデザインを担当。2011年からフリーランスとして活動開始。YKKのデザインアドバイザーやアパレル、ビスポークシューズのデザイン、革小物、バッグ、デザイン理論など、ジャンルを問わずストリートからハイファッションまで幅広く手掛け、2016年にイタリアの“MYAR”のデザインを担当し、同ブランドとスペルガのコラボレーションのスニーカーをデザイン。2019年に“ARTIFACT BY SUPERGA”を立ち上げ現在に至る。


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