shoespost

 

 

Shoespost-online

2021年02月28日

Shoespost-online

2021年02月28日

連載【いちがいもんの独り言⑱】ええ加減な所で作っちゃいけんでぇ!

東北の都会に住む女性から、電話で足の悩み相談がありました。開張足とタコや魚の目で困っているそうです。


その女性、病院では足底板作製を勧められ、靴小売店や整骨院ではあるメーカーのインソールを勧められたそうです。しかし納得がいかず、ネットで調べて、インソールに頼らないで対応をしているシューズラボ キュー(私の店ですが)にたどり着いたとのこと。


よくよく聴いてみると、どこも靴についての説明はなく、インソールの話だけだったそうです。靴について質問をしたら、「このインソールに合う靴を履いてください」と言われたとのこと。


どこかで測った足幅はC~Dで細めと言われ、いろいろなメーカーのシューズを試したが、足が痛い、タコや魚の目はそのまま。ちなみに外科でレントゲンを撮り、開張足気味だが外反母趾ではない、と言われたそうです。


このような悩みの方が実に多いです!


利益率と在庫を考えると、インナーソールはとっても魅力的で、それなりに効果もあります。ただ、その前に靴について真摯な対応がないといけないと思います。足に合わない緩めの靴を買わされ、さらにインナーソールまで買わされ…。そのような方が来られます。


お客様のために真面目にインナーソールを作製している尾道の田島接骨院からは、「まずキューで靴を選んで、様子を見てから必要ならインナーソールを作りましょう」と、靴については任せていただいています。


もしオーダーインナーソールを勧められたら、「靴についてええ加減な対応の所で絶対に作っちゃいけんでぇ!」とお伝えしています。


ここまでは、靴についてもっと研鑽してほしいという話ですが、次はもう止めてほしいという話です。


うちのお客様から聞いた話では、「このインソールは10年持ちます。高いように思われるでしょうが、一年あたり1万円と考えたらお得ですよ」と言われたそうです。残念ながら場所を借りての販売でよく聞く話です(涙)。


おっと、話が逸れました。冒頭の電話の女性も来られたら良いのですが…。流石に旅費が、ですね。鞆の浦や尾道観光と絡めていらっしゃいませんか?でも、もっと探せば身近に良い靴屋さんがあると思いますよ!


最後にインソール、正確には「インナーソール」です。


【松下 誠氏のプロフィール】

シューズコンフォートアドバイザー。広島県福山市でコンフォートシューズの販売を通して足と靴に関するアドバイスを行っている「シューズラボキュー」を経営。なお、“いちがいもん”とは広島の方言で「頑固者」を指す。



関連記事


注目記事


商品特集

商品特集


連載

  • いちがいもんの独り言
  • フィッティングの技法
  • トレンドを俯瞰する

有料会員限定記事


カテゴリー別記事

企業

業界

商品

マーケット

サステナビリティ

インタビュー

決算

人事

PAGE TOP