2022年6月10日 サステナビリティ オールバーズ、「小布施見にマラソン」でランナーが排出する二酸化炭素を植樹活動でオフセットする新たな取り組みを始める Allbirds(オールバーズ)は、7月17日(日)に長野県上高井郡小布施町で開催されるハーフマラソン「小布施見にマラソン」に協賛する。大会で排出する二酸化炭素を計測し、それを長野県の森林植樹活動で50㌧をオフセットするという、新しい形のスポーツイベント協賛となる。 Allbirdsは“ビジネスの力で気候変動を逆転させる”という目標のもと、できるだけ天然素材を使い、環境に配慮したシューズ、アパレル等を販売してきた。さらに2020年からは、カーボンフットプリントを全商品に明記し、その計測方法を多くの企業や個人が自由に使えるように、オープンソースにしてきた。 そうすることで、人間の活動には二酸化炭素排出が伴い、地球環境へ影響を与えているという事実を皆が認識でき、将来に向けてアクションを起こすきっかけになると考えている。 今回、アクションを起こすべく、働きかけたのは「小布施見にマラソン」。その理由は大きく2つあり、1つはランニングは天候によってタイムやコンディションが左右されるスポーツであることから、気候変動に着目するAllbirdsと親和性の高いスポーツと言えること。もう1つは、自然を楽しみながら走るマラソン大会でも、ランナーの会場までの往復移動や宿泊、大会運営において大量の二酸化炭素が排出されていることに注目すること。 そこで「小布施見にマラソン」とカーボンフリーコンサルティング(本社:横浜市、中西武志代表)と連携をはかり、参加ランナーの交通手段や往復距離などを算出条件に、大会で排出する二酸化炭素を計測し、長野県の森林植樹活動で、カラマツ200本が30年かけて二酸化炭素を吸収するおおよその量である50㌧をオフセットすることにした。 Allbirdsでは「この新しい取り組みは、まだ完璧ではないが、可能性にあふれている。ランニングだけでなく、ほかのスポーツやイベントにも活用できる仕組みであり、将来への新しい第一歩。スポーツイベントを通し、皆で一緒により良い変化を生み出していけることを楽しみにしている」とコメントしている。 「小布施見にマラソン」は、東京から約2時間の距離にある長野県小布施町を舞台に、2003年にスタートしたミニマラソン。速さを競うだけでなく、時には立ち止まり、小布施を見て、楽しみながら走る、見に(ミニ)マラソン。小布施の町の人と、ランナー、ボランティアの縁をもつなぐ、縁走=えんそうが楽しめる。 コースは「土手を行く 野道を駆ける 路地を走る」がコンセプトとなっており、小布施駅を起点に、田んぼのあぜ道や緑道、歴史ある寺院やジャンプ台などを通過し、フィニッシュエリアの小布施総合公園を目指す。高低差100m以下のなだらかなコースのため、小布施の町を眺めながら自分のペースで走ることが可能で、 グループ参加やユニークなコスチュームをまとっての参加も歓迎している。6月12日(日)23:59まで、二次募集を行っている。
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