「Allbirds(オールバーズ)」がゴールドウインと日本国内の独占販売契約を締結
米国Allbirds,Incは、自然由来の素材を使って環境負荷を考慮したシューズやアパレルを提供するライフスタイルブランド「Allbirds(オールバーズ)」について、ゴールドウインと日本国内における独占販売契約を締結し、6月からゴールドウインが直営店およびオンラインストアの「オールバーズ」製品の流通とブランディングを継承する、と発表した。
D2Cのビジネスモデルからの移行は、昨年発表されたAllbirdsの戦略プランにおける最重要項目の1つで、2023年にはカナダと韓国でも新たなパートナーシップ契約を締結し、さらなる世界展開を目指していく。Allbirdsは「日本はAllbirdsにとって最重要拠点であり、Allbirds原宿店が2020年に売上世界一を記録した事実がそれを物語っている」としている。
Allbirdsのフットウェアは、シューレースに再生ポリエステル、インソールにひまし油、靴底はサトウキビから生まれたSweetFoamを使うなど、カーボンフットプリントを抑え、環境に配慮した徹底的なモノづくりを行っていることが特徴。また、法人としても米国本拠の非営利団体B Labが運営するB Corp認証を取得し、その環境志向経営が注目を集めている。
Allbirdsのジョーイ・ズウィリンジャー共同創業者&CEOは、「我々のビジネスがグローバル展開するために、日本は⾮常に重要なマーケット。ゴールドウインの知見と専門性によって、さらなる規模拡大と長期的な成長に注力したいと考えている。さらに大切なことは、このパートナーシップによって、Allbirds全社のコストを削減し、収益性を向上させることができるということ」と述べている。