100%リサイクル可能な循環型技術を採用したブーストシリーズ
アディダスジャパンは、プラスチック廃棄物ゼロを目指した取り組みとして、アディダスの考え方、Circular Loop(循環のループ)に基づいた「Made To Be Remade(作り直すことを前提としたものづくり)」を初めて商業化したと発表した。この仕組みでは、ウルトラブーストMADE TO BE REMADEを使い終えた後にシューズのQRコードをスキャンすると、簡単に返却手続きができるようにデジタル技術が活用されている。
シューズを履き古してゴミとして終わらせるのではなく、100%リサイクル可能な新しい製品として生まれ変わらせ、過剰な生産を減らし、消費者とブランドとの間で循環的で持続可能な関係をもたらすことを目指す。
この製品の日本での発売日や販売方法は未定だが、4月22日からアディダスブランドセンターRAYARD MIYASHITA PARK(東京・渋谷)で特別展示される。
また、海に甚大な被害をもたらす海洋プラスチック汚染対策の一環として、4月22日から始まるアースウィークに合わせてサステナブルな技術・素材を採用した新しい4種類の「Ultraboost(ウルトラブースト)」を発売する。
Ultraboost21 × Parley(税込2万4200円)とUltraboost6.0 DNA × Parley(税込2万2000円)は、パーレイ・フォー・ジ・オーシャンズとコラボし、海岸などで回収されたプラスチック製の漁網をアップサイクルしたPARLEY OCEAN PLASTICを含むリサイクル素材のプライムブルーを一部に使用したプライムニットをアッパーに採用している。
またアースウィークの最終日となる4月27日には、男女用2つの新たなクラシックデザインのUltraboost6.0 DNAを発売予定。価格は2万2000円(税込)。これらは、アディダスオンラインショップやアディダスブランドセンター、アディダスブランドコアストアなどで販売される。