「エコアルフ」が「ミシュラン」と協業してアップサイクリング・ローファーを発売
三陽商会が20年3月から日本での展開をスタートさせたヨーロッパ発のサステナブルファッションブランド「ECOALF(エコアルフ)」は、シューズライン「Soles By MICHELIN(ソールズバイミシュラン)」を有する世界的タイヤメーカー「MICHELIN(ミシュラン)」と協業したアップサイクリング・ローファー「UTO ローファー Soles By MICHELIN」を「ECOALF 二子玉川」およびブランド公式サイトで4月16日に発売している。価格は1万2100円(税込)。
UTO ローファー Soles By MICHELINは、廃棄物というネガティブなイメージを感じさせないクリーンでスタイリッシュなデザイン、ニットならではの軽量で快適な履き心地とフィット感、タイヤソールによるグリップ力と耐久性が特徴になっている。
ソールには、ミシュランにとって初の試みであるリサイクルラバーを採用。ソールズバイミシュランでつくるソールの生産過程に出るゴムの端材を利用した素材で、ポルシェやフェラーリ専用につくられるスポーツタイヤ「PIROT SPORT(パイロット・スポーツ)」の意匠を採用した靴底になっている。
アッパーのメッシュには、海洋ゴミを回収し新たな製品に生まれ変わらせるエコアルフのプロジェクト「UPCYCLING THE OCEANS (UTO)」(アップサイクリング ジ オーシャンズ)により回収された海洋ペットボトルから再製した再生ポリエステルを70%使用(他30%もリサイクルポリエステルを使用)。1足あたり5本分のペットボトルを使用しており、従来のローファーに比べ、生産工程において二酸化炭素の排出を1万4773トン、排水量は38万4188リットル削減させた環境への負荷を軽減しつくられた商品になっている。