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2021年05月11日

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連載【いちがいもんの独り言㉛】やっと出てきた!トレーニングシューズ

ここに来て、スポーツシューズをほとんど作っていないメーカーが、トレーニングシューズを市場に出すのが流行っているように感じます。がんばってほしいと思います。しかしながら、ナショナルスポーツシューズメーカーのシューズと同じ売り場にただ置くのでは、POPをいくら揃えても、一流選手が履いているナショナルブランドの方を買いますよね。


そういう売り場では、客がつくまでメーカーの方が地道に接客して優れたところを直接お客様に勧めていかないと厳しいのではないでしょうか。たまにやるイベント程度では、見殺しになるのではないですか?これ大事です。商品企画開発を20年続け、接客販売を10年以上続けている者が、お客様目線で感じることです。


今は最先端のランニングシューズばかりが話題になっていますが、一般の需要の多くは、ジョギングとウォーキングの兼用ではないでしょうか。ウォーキングとひと口に言っても、今はひと昔前の長距離を歩くスリーデーマーチのためのようなものではなく、ロコモや生活習慣病の予防のためのウォーキングが主流です。


そのためのウォーキングシューズは、昔とは違うということをメーカーさんも分かっているはずなのに変化があまりにも遅かった。良くできたトレーニングタイプの登場は遅ればせながら、やっと出てきたかという感じです。


それは、スポーツシューズに慣れている客層中心のスポーツシューズが飽和状態の売り場より、靴専門店でコンフォートや婦人靴の客層を掘り起こし、トレーニングシューズに目覚めさせる方が定着する確率が高いと思うのですが、いかがでしょう?


実際にそうされているメーカーもお見受けします。この営業方針の違いが今後どう影響するか、見守っていきましょう!


【松下 誠氏のプロフィール】

シューズコンフォートアドバイザー。広島県福山市でコンフォートシューズの販売を通して足と靴に関するアドバイスを行っている「シューズラボキュー」を経営。なお、“いちがいもん”とは広島の方言で「頑固者」を指す。


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