Tim Brown氏は「オールバーズにとっては小さな一歩だが、他の企業が参加すれば、ファッション業界にとって大きな飛躍となるかもしれない。宇宙開発競争とは異なり、これはリレーであり、私たちは皆、同じ側にいる。M0.0NSHOTはオールバーズの最大の功績だが、他の人が行動を起こさなければ意味がない。だからこそ私たちは、他の人がバトンを受け取り、前進できるように、私たちの学びをオープンソースにする必要があった」と説明した。
2024年春に販売予定のM0.0NSHOTは、同ブランドが創業以来、事業や製品において体系的にカーボンフットプリントを削減することに注力してきた、長年の努力の集大成。2018年には、カーボンネガティブなサトウキビ由来のグリーンEVAを使用したミッドソールフォーム「SweetFoam」を生み出し、M0.0NSHOTで使用する新しいフォームに反映させた。そして2020年、ファッションブランドとして初めてカーボンフットプリントを商品に表示し、その1年後にはアディダスとのパートナーシップを発表し、その時点で世界で最も低炭素なシューズである「Adizero x Allbirds」を共同開発した。