shoespost

 

 

Shoespost-online

2022年12月07日

Shoespost-online

2022年12月07日

【アウトドアライフスタイルシューズ特集 コロンビアスポーツウェアジャパン「コロンビア」】トレッキングから防水スニーカーまでデザイン性と機能性をさらに向上――防寒防滑のサップランドシリーズには女性フォーカスモデルも登場



トレッキングの「セイバー」から5世代目――軽量化やグリップ性向上など機能性をさらに高める


コロナ禍においても密になりにくいアウトドアアクティビティとしてキャンプ等が注目されてきたなか、2022年は登山が再注目されてきている。今年は5月から登山層向けのアイテムに動きが出ており、「コロンビア」においてもトレッキングシューズの定番アイテムの5世代目となる「セイバー ファイブ」(ミッドとロウ)が昨対160%で推移しているように、その動きは顕著になってきている。


その「セイバー ファイブ」は、より履き心地が向上している。これまでのテックライトよりも30%軽量化され、反発性も高いテックライトプラスをミッドソールに採用してアップデートされ、アダプトトラックスのアウトソールは濡れた路面でも安心して歩ける。登山を始めとするアウトドアアクティビティの裾野拡大とともに、流通先もこれまでの直営店および大型スポーツ用品店に加え、登山用品専門店にも広がってきている。


㊧セイバー ファイブ ミッド アウトドライ 1万3970円(税込)、㊨セイバー ファイブ ロウ アウトドライ 1万3420円(税込)/人気の防水トレッキングシューズの5世代目。軽さを始め、反発性やグリップ性など機能性を向上させている。

定番のホーソンレインシリーズが引き続き販売好調――さらに機能性とデザイン性をアップデート

㊧ホーソンレイン ロウ アドバンス スリー オムニテック 1万2430円(税込)/ヴィブラムメガグリップソールを搭載したホーソンレインシリーズの上級モデル。㊨ホーソンレイン スリップ スリー ウォータープルーフ 8470円(税込)/履き心地と歩きやすさ、デザイン性を向上させたスリッポンタイプの防水スニーカー

「コロンビア」が得意とするアウトドアライフスタイルの領域では、「ホーソンレイン」シリーズの人気が引き続き高まっている。ヴァルカナイズ風のスニーカーデザインに防水機能を加えた「コロンビア」ならではの“意外性と付加価値の高さ”で提案しているモデルになる。コロナ禍でも安定した販売を記録してきていたなか、今年の春は直営店のウインドウを使って“街履きできる防水シューズ”のホーソンレインシリーズを大々的にアピール。そうした効果もあって、2~5月の販売は昨対260%という驚異的な伸びを示した。


ホーソンレインシリーズは、機能訴求型のアドバンス、価格訴求型のレギュラーという2つのラインで構成されているが、どちらの動きも好調に推移している。コロンビアスポーツウェアジャパンでは、今後、顧客ニーズに合わせる形で販売チャネルによって2つのラインをセグメントしていくことも考えている。


「ホーソンレイン(ロウ) アドバンス スリー オムニテック」は、アッパーにコーデュラ生地、インソールにオーソライトを使用し、コロンビア独自の防水透湿機能であるオムニテック、オリジナルパターンのヴィブラムメガグリップソールを搭載している。一方、ホーソンレイン(ロウ) スリー ウォータープルーフは、アッパーをキャンバス調のポリエステル生地に変更し、靴紐は平紐に変更してほどけにくくしている。また、アウトソールのラバー面積を増やしてグリップ力を向上させたうえ、つま先を上げることで歩きやすくしている。さらに、前足部をシャープなスタイルにすることでデザイン性も向上させ、街履きの需要を捉えている。


このほか、女性らしいシルエットで提案している「マイレージ」シリーズも、“柔らかくて軽いシューズ”として好評を得ており、この春は昨対160%ほどで推移している。


こうしたアウトドアアクティビティへの注目度の高まりやライフスタイルで使える定番商品の好調などで、「コロンビア」直営店でのこの春夏のフットウェアの販売は、昨対150%以上で推移し、ブランド全体の伸び率を超えてきている。


ライフスタイルモデル「チャドウィック」が現代バージョンで復刻――秋冬からサステナブルな素材を使った“カフェ”シリーズ発売

㊧チャドウィック ライト 8690円(税込)/アッパーにニットを採用し、この春夏から久し振りに復活したチャドウィック。㊨チャドウィックカフェ 1万2650円(税込)/2022年秋冬から登場するアッパーにエコレザーを使用したチャドウィックシリーズのニューライン。ミッドソールにEVA、アウトソールにはラバーを広範囲に採用することでクッション性とグリップ性を発揮する

2022年春夏のトピックスとして挙げられるは、かつて「コロンビア」のライフスタイルシューズの顔だったチャドウィックの復刻。2000年代前半に登場してヒット商品となり、約10年間展開した後、ラインアップから外れていたチャドウィックの復活を望む声が高まり、超軽量で優れたクッション性を発揮するミッドソールテクノロジーであるテックライトを搭載するなど、デザインは踏襲したうえで機能性を進化させて復刻された。


2022年秋冬は、このチャドウィックの新コレクションがQ3(7~9月)の主力モデルのひとつとなる。エコレザーや尾州再生ウールといったサステナブルな素材をアッパーに使った「チャドウィック」の“カフェ”シリーズ(チャドウィックカフェ、チャドウィックカフェモック、チャドウィックカフェビシュー)が登場、キャンプシーンだけでなくタウンユースにも使える商品グループとなっている。


秋冬シーズンを牽引する「サップランド」シリーズが2022年秋冬も強力なラインアップを用意――“オムニヒートインフィニティ”で暖かさもアップ

㊧サップランド ツー ウォータープルーフ オムニヒートインフィニティ 1万9910円(税込)/サップランドシリーズから新たに登場するウィメンズフォーカスモデル。コーデュラファブリックをアッパーに採用し、オムニヒートインフィニティで最高の保温性を確保。アウトソールは信頼性の高いヴィブラム・アークティックグリップを新意匠で採用している。5色展開。㊨スピンリールブーツ ツー ウォータープルーフ オムニヒート 1万3750円(税込)/コロンビア独自の熱反射テクノロジー、オムニヒートを搭載した防寒ブーツ。今シーズンは新色が3色加わる

北海道を中心とする積寒地で毎シーズン、話題となっている防寒防滑ブーツの「サップランド」シリーズは、発売3シーズン目となった昨年末から年明けの「コロンビア」シューズの牽引役を果たした。市場でコロナ禍を要因とした商品の入荷遅れが問題となるなか、「サップランド」シリーズは順調に商品が供給できたことも販売を後押しした。


コロンビアスポーツウェアジャパンでは、「サップランド」シリーズの好調について「とくに北海道ではヴィブラムのアークティックグリップソールの知名度が高く、11月からこの底材を搭載したサップランドシリーズをウインドウでアピールしたことが購入につながった。なかでも売り場にライフスタイルシーンでも使えるモデルが少ないことから、使い勝手が良いうえ比較的価格が手頃なサップランドシリーズの認知度が急上昇した」と説明する。さらに“札幌”と、「コロンビア」のホームタウンであるアメリカ・オレゴン州の“ポートランド”を組み合わせた「サップランド」のネーミングも共感を呼んでいる。


北海道で盛んなスポーツのひとつであるカーリングの女子チーム「フォルティウス」をいち早くプロモーションに起用したことも、ユーザーのエモーションに響いており、さらにシーズン中の毎週末、札幌を中心とした販売先の売り場や商業施設などで“トライオン(試履き会)”を実施したことも相乗効果に結び付いた。


4シーズン目を迎える2022年秋冬の「サップランド」シリーズは、さらにラインアップを拡充する。2021年秋冬からは、コロンビア独自の熱反射テクノロジーで、新たにデザインされた金色のリフレクティブドットによって、より効率よく体温を反射して瞬時に暖かさを提供する“オムニヒートインフィニティ”をシューズにも搭載。2022年秋冬シーズンはサップランドシリーズのほぼ全アイテムがオムニヒートインフィニティ搭載モデルとなる。また、アウトソールが一新され、よりヴィブラムのアークティックグリップの機能性が発揮されやすいようになった。


女性の間で人気の高い「サップランド」シリーズに、初めてウイメンズにフォーカスしたシルエットのモデルが2型加わることも話題のひとつ。そして“北海道でサップランドシリーズが支持されている”ことを訴求の切り口にして、東北地方をはじめ、その他の高積雪エリアへもコミュニケーションを広げていく。今後は、都市部からの国内外への冬季の旅行需要にも期待がかかる。


関連記事


注目記事


商品特集

商品特集


連載

  • いちがいもんの独り言
  • フィッティングの技法
  • トレンドを俯瞰する
  • シューズビジネスを考える

有料会員限定記事


カテゴリー別記事

企業

業界

商品

マーケット

サステナビリティ

インタビュー

決算

人事

PAGE TOP